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赤ちゃんとの恋愛テク(育児のこと) 赤ちゃんの生命とは(愛欲について) 命に課題はあるとしても目的はありません。 生命は燃え尽きるまで燃やし続けるものだと思います。 赤ちゃんは全く駆け引きなしに、何の計算もせずに純真無垢なその生命を燃やしているものです。 その根本の想いは「お母さんが好き、お母さんに好かれたい」です。 お母さんがそのことを解ってあげて、赤ちゃんの想いが満たされると、赤ちゃんの心は健全に成 長していくものなのです。 イ)母乳育児 1.母乳育児のスタート 赤ちゃんが生まれたら、何もせずに母乳が出るというわけではありません。母乳が出るように なるには、生まれた赤ちゃんが母乳を必要としているというサインをお母さんの体(脳)に伝え、 母乳を作るスイッチを入れる必要があります。 赤ちゃんはお母さんから三日分のお弁当と水筒をもらって生まれてきます。 ですから、初めのうちはたとえまったくおっぱいが飲めなくても心配は要りません。 初めの三日間で、しっかりおっぱいが出るようにたくさん授乳をしましょう。 おっぱいを吸わせることは井戸掘りに似ています。出ないからと、吸わせずにいるといつまで たっても母乳は出ません。お産後、早い時期に何回も何回も吸わせることで早くおっぱいの井戸 にたどり着くことができます。 日にちが経てば経つほど、井戸は深くなり、たどり着くのに、より努力が必要となります。 赤ちゃんが吸う刺激でおっぱいが作られるので、お産でお疲れだとは思いますがコツコツと吸 わせてみましょう。 具体的には、出来るだけ一日に8回以上の授乳(回数は多ければ多いほどおっぱいを本格的に 作るスイッチが早く入ります。)をしましょう。授乳と授乳の間隔がたとえ5分でもまったく構 いません。赤ちゃんが欲しそうにしていたらおっぱいをあげましょう。逆によく眠る赤ちゃんな ら、授乳の間隔を3時間以上あけないように、おむつを替えたり、くすぐったりして起こしておっ ぱいをあげていきましょう。 もちろん、うまくいかない時はスタッフがお手伝いさせて頂きますので遠慮なく声をおかけく ださい。 2.授乳の仕方(おっぱいの含ませ方) おっぱいを赤ちゃんにふくませる時は、「できるだけ深く!!」がポイントになります。 乳首を吸うだけでおっぱいが出るように思われがちですが、実は乳首だけを吸ってもおっぱい はほとんど出ません。 乳首の奥には乳管洞というおっぱい(乳汁)がたまる組織がありますが、赤ちゃんがそこまで をお口の中に含み、「吸う」というよりは乳輪部を「噛む」ような状態でおっぱいを飲みます。 授乳の時、赤ちゃんが乳首だけを浅く吸ってチュパチュパ音を立てるときはうまく吸えて いません。うまく含めていないときは長く吸ってもおっぱいを飲めないので乳首に負担ばかりか けてしまい、傷を作る原因にもなります。赤ちゃんが大きな口を開けたときに乳輪部が隠れるく くらいまで深く含ませましょう。 一度でうまくできなかったら深く含めるまで何度でも。やり直すのが面倒でも近道になります。 何人お産をしたお母さんでも、その赤ちゃんとは初めての授乳です。 必ずしも初めからうまくいくとは限りませんが、お互いに上手になるまでお手伝いをさせてい ただきますのでご心配なく。 3.おっぱいを飲む時間 授乳と授乳の間隔は、先ほども述べましたが3時間以内であればどんな間隔でも構いません。 赤ちゃんがしっかり飲めるようになり、体重が増え出したら、赤ちゃんが欲しがるペースで授 乳しましょう。 片方のおっぱいばかりを長く吸わせ続けると、傷ができたりして傷めてしまうことがあるので、 5分吸わせたら、たとえ赤ちゃんが上手に吸っていても、もう一方のおっぱいに換えましょう。 5分にこだわる必要はありませんが、両方のおっぱいをバランスよく吸わせていきましょう。 一回の授乳が片方の乳房だけで終わってしまうと、吸わせなかった方の乳房が強く張って、乳 腺炎等のトラブルを起こすこともあります。 一回の授乳ごとに吸わせ始めるおっぱいを交互にされるとよりバランスが取りやすいでしょう。 吸い始めて20分も経つと一回に飲みたい量の8割から9割は飲めていることが多いようです。 長く吸っている時や、外そうとすると吸い出したりする時は、おっぱいをくわえていること自 体が心地よいためのようですよ。 4.いろいろな抱っこ 赤ちゃんがおっぱいをくわえた時には上・下の顎が向く方向のおっぱいがよく吸い出されます。 ですからいろんな抱っこの方法でまんべんなくおっぱいを吸わせることでトラブルも起こりに くくなります。 そこでおっぱいをあげるスタイルをいくつか紹介します。 いろんな抱っこができると赤ちゃんの状態やおっぱいの具合に対応しやすくなります。 ・横抱き・・・姿勢が安定しやすい ・立て抱き・・眠りがちな赤ちゃんにお勧め ・脇抱き・・・乳房の外側におっぱいが残りがちな時にお勧め ・添い寝・・・お母さんが眠たい時に 赤ちゃんは毎日少しずつ重たくなります。ですから常にお母さんの腕の力だけで抱っこしてい ると腕や肩、首、背中の筋肉が凝って痛むことがあります。授乳の時は上手に枕やクッションを 使って、お母さんの体にかかる負担を減らすような工夫をしましょう。スリング(抱っこ紐)も お母さんの負担を軽くしてくれるスグレモノです。 5.おっぱいの張り お産後3日前後でおっぱいが張ることが多いようです。もちろん個人差があります。 赤ちゃんが欲しがる量とおっぱいが作られる量のバランスがとれない間は、おっぱいがカチカ チになったり重たくなったりします。 そんなおっぱいもしばらくすると赤ちゃんが吸う刺激で、赤ちゃんが必要とする量だけを作るリ ズムができてきます。 そうなるとおっぱいは必要以上に張ることは無くなり、テロテロのふわふわおっぱいに変わり ます。 よく「おっぱいが張らなくなったから出ないんじゃないの?・足りなくなってしまったんじゃな いの?」と尋ねられますがとんでもない! おっぱいはお母さんの血液から作られますので、赤ちゃんが必要な分だけを効率よくあげられ るようなバランスができたということなのです。 本当は十分に足りているのにミルクを足してしまわれることがないよう、ふわふわおっぱいで、 母乳が足りてないと不安に感じられるときは遠慮なくお電話ください。 6.授乳中のトラブル 何らかの原因で乳頭や乳首、乳腺などを傷めてしまうことがあるかもしれません。 どんなに食事に気を配っていても、お母さんの体調によっては乳腺炎といって、おっぱいにし こりができて痛んだり、熱が出たりすることもあります。 「何かおかしいな?」と思ったら、早めに対応していきましょう。 気になることがあればいつでもお電話くださいね。 7.離乳食 母乳は栄養学的にみてもパーフェクトにできていて、母乳栄養の赤ちゃんは生後半年まで母乳 以外の栄養(果汁なども含めて)は、一切必要としません。 母乳の中には赤ちゃんが必要とするもの全てが含まれています。離乳食を始める時期の目安は 5〜6ヶ月頃が適当なようです。この頃になると赤ちゃんの身体が固形物を食べるのに都合がい いように準備されてきます。 身体の準備ができると物を食べることに興味がわき、大人が食事をしていると、“じーっ”と、 見つめてよだれをたらしたり、食べ物を掴もうと手が出だしたりします。早ければよいというも のではないので、赤ちゃんからのサインが出だしたら、ゆっくりと離乳食を始めましょう。 「離乳食!!」と身構える必要はありません。お粥さんとお味噌汁の上澄みや、くたくたに煮 たお味噌汁の具材で十分です。赤ちゃんのうんちの状態を見ながら進めましょう。食べた物がき ちんと消化できていれば、その子にとってちょうどいい食事だという目安になります。 日ごろから和食中心の食事にしていると、取り立てて離乳食を別に作らなくても、大人も赤ちゃ んも一緒に食べられる物が増えるのでオススメです。(煮魚や筑前煮等は硬さにさえ気をつけて あげれば赤ちゃんでも食べられますがカレーライスやトンカツでは難しいですね。) 卵や牛乳はアレルギーの原因になりやすいので早くからあげる必要はありません。 離乳食についても、不安や疑問があればいつでもご相談ください。 8.乳離れ(卒乳) どんなに大好きなお母さんのおっぱいも、子供はいつか巣立っていきます。おっぱい離れの時 期を卒乳と呼びます。 卒乳にはかなり個人差がありタイミングも様々です。以前は一歳前後で断乳するよう指導され ていましたが、今では赤ちゃんが自ら母乳をやめる、自然卒乳という考え方が定着してきました。 あまりいつまでもおっぱいを欲しがる子だと、「早くやめて欲しい!」と思われる方もあるか もしれません。でもお母さんの条件が許せば、お母さんがおっぱいを断つ(断乳)のではなく、 赤ちゃんが自分の意思でおっぱいから巣立っていく(卒乳)のを待ってあげて欲しいのです。 一歳を過ぎる頃にはおっぱいが飲めなくても、食事が摂れていれば栄養的には足りてきますが、 おっぱいの持つ役割は栄養だけではありません。 赤ちゃんの心身の発達には食べ物としての栄養と、いつも安定した心でいられる環境が大切で す。 お母さんの暖かい胸でお母さんの匂いのするおっぱいは赤ちゃんの心を安定させる一番のご馳 走であり、心のベースです。つらいこと、悲しいことがあったときにおっぱいで心を静め、そし てまた元気になっていきます。 大好きなおっぱいを取り上げられるのと、時期がきて、自ら巣立っていくのでは、その子に与 える影響がどう変わってくるか、お母さんなら想像がつくでしょう。 赤ちゃんが必要な愛情をしっかり受けることができたら、その子は自分が愛され、認められる 存在であるという自信をもつことができ、自立心の強い子になっていくでしょう。 育児のどの場面でも言えることですが、大人のペースに子供をはめるのではなく、子供がどう 育っていこうとしているかを考え、その子が力をつけるために必要な役割を引き受けてあげていっ て欲しいと思います。 いろんな事情でどうしてもおっぱいをやめなくてはいけない場合はいつでもご相談ください。 ■おっぱいQ&A Q.夜中に何度も授乳で起こされると寝不足になりませんか? A.授乳中のお母さんの体からはプロラクチンというホルモン(おっぱいを作るホルモン)が 分泌されています。 プロラクチンが働くことによって眠りは短時間熟睡型となってきます。 赤ちゃんが声を上げるとすーっと目覚め、赤ちゃんがおっぱいを飲んで眠ってしまうと、 いつのまにかお母さんも眠ってしまい、短くても深い眠りとなります。 赤ちゃんを産んだ女性には我が子を育てることができる体の仕組みが備わっているのです! ■おっぱいの不思議!! お母さんのおっぱいを吸うためには、とても複雑な舌やあごの動きと力が必要です。なんと、 赤ちゃんは、哺乳瓶の乳首を吸う60倍もの力を使っています! 一生懸命、おっぱいを吸うことであごの力がつくのはもちろん、産道を通るときに微妙に生 じた頭蓋骨のずれを元に戻す役割も果たしてくれます!!(この“ずれ”を放っておくと、い ろんなトラブルを引き起こしかねないということが分かってきています。) 神様が授けてくれた仕組み??かも知れませんね! ロ)沐浴 1.赤ちゃんのお風呂 赤ちゃんは新陳代謝が活発で、汗や皮脂などの分泌物も多く、おしっこやうんちも頻回です。 そのため、皮膚が汚れやすく、湿疹やかぶれ、あせも等のトラブルを起こしやすい状態にあり ます。 沐浴は皮膚をきれいにし、また、裸にするため、全身の状態をみるよい機会です。 一日一回、きれいに洗ってあげましょう。 夏場はこまめに行水させてあげると、さっぱりするでしょう。 沐浴槽を使うのは一ヶ月ぐらいが目安ですが、一番風呂なら退院後すぐからでも構いません。 お風呂の時間は赤ちゃんとのスキンシップ・コミュニケーションの場でもあるので楽しんで入れ てあげてくださいね。 入院中は、お母さんかお父さんが、実際に赤ちゃんをお風呂に入れる練習をいたします。 2.ドライケア 当院では生後3日目まではドライケアといって、濡れガーゼで身体を拭いた後に、ベビーマッ サージを行っております。 生理的体重減少がみられる時期の、沐浴による体力の消耗を最小限にするためです。 退院される頃には、沐浴で失われる体力の心配は要らないほどたくましくなりますのでご心配 なく! 3.おへその消毒 お母さんと赤ちゃんを繋ぐへその緒でしたが、出生後は切断面と赤ちゃんのお腹にくっついて いる部分(おへその付け根)が感染しやすくなりますので、消毒をしましょう。 おへそが取れてしまうのに5〜10日ほどかかります。また、取れるときに少量の出血がある 場合がありますが、ジワッとにじんでかさぶたになる程度の出血なら問題ありません。 取れたおへそはよく乾燥させてから箱に入れてください。 ・消毒は一日一回、お風呂の後に行いましょう。 まず、おへその中の水分を綿棒でふき取ります。このときに、出血が無いか、悪臭がないか 等よくみてください。 ・次に消毒液(イソジンなど)をよく浸した綿棒でおへその付け根をくまなく消毒します。消 毒液は直接、おへそにかけてもかまいません ・消毒の後はガーゼ等は当てずに乾燥させましょう。 *注意する点・・・ダラダラと出血する・お臍の中が盛り上がっている(肉芽)悪臭がある等、 気になるときはお電話をください。 おへその状態は、2週間健診・1ヶ月健診でチェックしていますが、消毒は一ヶ月程度続けま しょう。 ハ)ベビーマッサージ ベビーマッサージはタッチケアーともいい、赤ちゃんの血液の流れを良くし、体を丈夫にする だけでなく、体重面での発育も促進してくれることが分かっています。 また、赤ちゃんとのスキンシップは、赤ちゃんとお母さん双方の心と心を通わせる機会となり、 それによって、情緒面での安定も得られ、赤ちゃんも安心して良く眠るようになります。 ■マッサージを行う前に ・1日1回、10分程度で行います。 ・毛布やバスタオルの上、または膝の上で行います。 ・お母さんも赤ちゃんもリラックスしている時に行いましょう。 ・オイルはお肌にやさしいアーモンド油やオリーブ油等の植物油を使用します。 市販のベビーオイルは鉱物油(石油から合成されたオイル)ですのでお勧めできません。 ■マッサージの方法 ・顔・・・・・顔の中心〜外側へマッサージします。 ・頭・・・・・てっぺんを、円を描くようにやさしくなでてください。 ・腕・・・・・肩〜指先までやさしくもみほぐします。 ・胸・・・・・中心〜外側に向かってなでます。 ・お腹・・・・「の」の字に円を描くようにします。 ・足・・・・・ももから足のうらへもみほぐします。 足を曲げたり伸ばしたりします。 ・背中・・・・首〜お尻へ背中をなでます。 肩〜お尻へ円を描くようにします。 *順番はありません。どこからでもOKです。 *目を見て、たくさん話しかけながら行いましょう。(*^-^*) ニ)おむつ 当院では布おむつ、紙おむつの両方を準備しております。 お母さんと赤ちゃんお二人で、両方それぞれのメリット、デメリットを実感していただくため です。 ■布おむつ 肌に優しく、洗えば洗うほど肌になじみが良くなります。 カバーは赤ちゃんの成長に合わせて買い替えが必要ですが、おむつ自体は重ねたり、当てる 枚数を増やしたりすることで買い換える必要がありません。 おっしこ・うんちが出た感覚が、おむつが湿ることにより分かりやすいです。 トイレトレーニングの時期になると、布おむつはうんちやおしっこで濡れる感覚が分かりや すく、適しているようです。 布おむつは洗濯が大変!と思われがちですが、洗濯機で洗えばさほど面倒ではありません。 ・水を張ったバケツに汚れたおむつを浸けておき、ある程度たまったら洗濯機で洗いましょ う。 ・取れにくい汚れは固形石鹸であらかじめ軽くこすっておくと良いでしょう。 ・漂白剤で真っ白にする必要はありません。また、柔軟剤も赤ちゃんのおむつかぶれの原因 となります。 ・洗剤は無添加で蛍光漂白剤の入ってないものを使いましょう。 *おむつライナー 肌が敏感な赤ちゃんはかぶれることがあります。使用される際は肌の状態をよく見てく ださい。 ■紙おむつ 吸収がよく、おしっこ・うんちが出ても、直接肌に触れる部分が少ないです。 おむつかぶれがひどい時等、スキンケアと合わせて利用すると治りが早いこともある。逆に、 交換する間隔が長いと、かえってかぶれを起こすこともあります。 洗濯の手間が省けるが、ごみが増えます。布おむつに比べる、コストがかかります。 ホ)赤ちゃんの生理的特徴 生後、よく見られる赤ちゃんの生理的な特徴をいくつかご紹介します。 ■体温 大人より高めで36.5度から37.5度くらいです。 赤ちゃんは体温調節が上手でないので必要以上に着せすぎたり、くるみすぎたりすると体温 が上がってしまいます。また、あまりエアコンなどで室温を調節してしまうと、赤ちゃんの体 温調節機能が働かなくなってしまい、風邪をひきやすかったり、必要な汗がかけなくなったり することもあるのでご注意を! *生後2〜3週間でその子の持つ体温調節機能が決まってしまうといわれています。 ■体重 生後3〜4日まで生理的に体重が減ります。生まれたときの体重から10%程度は正常です。 ■姿勢 赤ちゃんの姿勢は左右対称で、手はW型、足はM型になっていることが多いです。 ■青いあざ 蒙古斑(もうこはん)とよばれ、太ももの裏や背中までみられることもあります。 ■いつ乳(乳吐き) 赤ちゃんの胃袋はとっくり型で、入り口の筋肉がゆるいので、おっぱいを吐きやすくなって います。 ■新生児黄疸 胎児期の血液が新生児期の血液に変わるときに壊されるヘモグロビンの処理が追いつかず、 皮下脂肪にたまったものです。 母乳育児の赤ちゃんは黄疸が引くのがゆっくりで、一ヶ月程度かかることもあります。退院 後に急激に皮膚が黄色くなるようでしたら、来院、もしくはお電話ください。 急激でなく、続く黄疸は日光浴で引きやすくなります。 ■面ちょう 鼻の頭にあるにきびのような白いぷつぷつで成熟児の証です。 ■レンガ尿 尿酸塩の結晶で、レンガ色だったりオレンジ色だったりします。おしっこと一緒におむつに つくことがありますが、おしっこの量が増えるとみられなくなります。 ■新生児月経 生後間もない赤ちゃんに生理のような出血をみることがあります。 これはお母さんからもらってきたホルモンが起こすもので心配はありません。 ■魔乳 赤ちゃんのおっぱいがふくらみをおびていることがありますが、これもお母さんからもらっ たホルモンによるもので、心配ありません ■視力 近くのものはうっすら見えます。お母さんの顔もわかりますよ。 ■聴力 よく聞こえていて、お腹の中で聞きなれた声には特によく反応します。 ■触覚 とても敏感です。皮膚は第二の脳といわれています。たくさん抱っこしてたくさん触ってあ げましょう。情緒が安定します。 ■嗅覚 お母さんのおっぱいと他の人のおっぱいを嗅ぎ分けられるんですよ! ■味覚 美味しいおっぱいとそうでないおっぱいの味が分かります。 へ)赤ちゃんのマイナートラブル ■泣きやまない 赤ちゃんはよく寝るものだと思われがちですが、赤ちゃんは泣くものです。おっぱいを5分 おきに欲しがるときもあれば、抱っこして欲しい時、お外に行きたい時等全て泣くことで伝え てくれます。「泣き止ませるために」とおしゃぶりを与えたりしないでくださいね。おしゃべ りが大好きな人の口にガムテープを貼るようなものですから・・・。 といっても、ずっと泣き続ける時には何らかの理由があるようです。試しに、自分では全く 自由に動けない、寝たきりの状態を思い浮かべてみてください。しゃべることもできずに、誰 かとコミュニケーションをとる方法が泣くことしかなかったら・・・きっと赤ちゃんの伝えた いことが解ってくるでしょう。 ■おむつかぶれ 母乳の赤ちゃんはうんちの回数も多く、こまめにおむつを替えていてもかぶれやすいもので す。まずは、おむつが汚れたら、すぐに替えてあげましょう。 お湯でお尻を洗ってあげたり、日光浴をしたりすると治りやすくなります。 お尻を拭いた後はサラサラに皮膚を乾かしてからおむつを当ててくださいね。 治りが悪いときはお薬をお出ししますのでご相談ください。 ■便秘 しっかり母乳を飲んでいてもうんちの回数が少ない赤ちゃんもいます。たとえ二日に一回し か出なくても、うんちが硬くなくて、つらそうでなければ心配ないようです。 赤ちゃんがつらそうな時や、うんちがからからで硬いようでしたら、綿棒の綿がついている 部分を、オイルで湿らせてから、肛門の中に1cmくらい入れてこちょこちょと刺激してみて ください。 お腹も“の”の字にマッサージしてみましょう。 それでも出ないときは砂糖水を作ってスプーンで飲ませてみてください。 それでも駄目ならお電話を! ■あせも 赤ちゃんは大人の2倍も汗をかきます。汗がでる腺がしっかり開ききっていないうちに、汗 が皮膚の角質層にたまるとあせもになります。 「風邪ひかないように!」と着せられ過ぎの赤ちゃんが多いようです。 必要以上に着せないようにしましょう。目安は、赤ちゃんの首から背中にかけて手を入れた時 に汗ばんでいたら暑いと思ったほうがよいようです。 ■新生児湿疹 赤い湿疹で母乳やホルモンの影響で現れます。 お母さんの食べる物がおっぱいに移行して出ることもあるので、油っこい食事や高カロリー の食事は控えたほうがいいでしょう。 ■いびき 赤ちゃんは気道が狭いのでよくいびきをかきます。顔色がよければ心配いりません。 ■うなる うんちに関係なく、顔を真っ赤にしてうなる子がいますが、青くなければ大丈夫でしょう。 ■目やに 赤ちゃんは涙腺といって涙の出る腺が細いため、目やにが出やすいようです。一日に5回く らいおっぱいをたらしてあげましょう。下手な目薬よりよっぽど効きます。長引くときはご相 談ください。 ■指しゃぶり 赤ちゃんが指しゃぶりをすると心配するお母さんがいますが、気にしなくても大丈夫です。 お腹の中からいつも吸っていて、生まれた時には“吸いダコ”を作っている子に出逢うこと もあります。 赤ちゃんにとって指を吸うということは、指が口に吸われる刺激と、口の中に指が入って吸 うという刺激との2つの刺激があるようです。 赤ちゃんが退屈そうに指しゃぶりをしているのでなければあまり心配いらないようです。 *おばさんの小言* テレビやビデオの害が最近分かってきています。テレビを見ている時間が長かったり、見え ていなくてもずっとテレビがついているお家の子どもは目が合いづらかったり、言葉が遅れる 等の知能の遅れをきたしやすいようです。おまけに、生後間も無い赤ちゃんには刺激が強く、 不機嫌になったり、夜泣きをしやすくなったりするようです。 子どもの相手を、テレビやビデオにさせないようにしましょう。一方通行のコミュニケーショ ンしか取れなくなってしまいます。子ども達はテレビが好きなのではなく、お母さんが構って くれない寂しさをテレビで紛らわせているのかもしれません。 とはいえ、完全に排除するのが難しければ、子どもにルールを作り、長くても1日2時間ま でにとどめておかれることをお勧めします。 ト)赤ちゃんの諸病 ■発熱 赤ちゃんのお熱は環境の温度に左右されます。37.5度以上あっても機嫌がよく、おっぱ いが飲めていて、おしっこ・うんちが出ていたら、室温や着るものを調節してみるだけで下が ることもあります。生後一ヶ月に満たない赤ちゃんが38度以上の熱を出すときは、小児科に みてもらいましょう。 ■便の異常 うんちの色が白っぽかったり、灰色っぽかったりするときは要注意です。 うんちのついたおむつを持って、受診しましょう。 *脱水になりやすいので水分の補給を忘れずに! ■嘔吐 乳吐きとは違い、大量に(噴水のように)頻回に吐いて飲みが悪いときは受診しましょう。 ■湿疹 ジクジクするものや長引くものは受診をお勧めします。 *その他、特に症状が無いけどなんだか元気がない時やいつもと違う時は赤ちゃんからのサイン のこともあります。 いつもの我が子の状態をよく知っておかれると、赤ちゃんの異常に早く気づくことができます。 気になることがあればいつでもお電話・ご相談ください。 チ)上の子がお兄ちゃん・お姉ちゃんになるために お母さんが次の子を授かると、お兄ちゃん・お姉ちゃんになる上のお子さんには十人十色、本 当に様々な変化が表れます。 しかし、その変化全ての奥にある子どもの気持ちは、「お母さんにかまってもらいたい」で す。 今まで一人でできていたことをしなくなったり、わざとお母さんの気を引こうと手のかかるこ とをしてみたり・・・(もちろん、中には赤ちゃん返りもせずにぐんぐんお兄ちゃん・お姉ちゃ んになる子もいますが)甘えん坊になったり、泣き虫になったり、暴れん坊になったりと、大人 から見ると「困った」ことを次々にやっていくかもしれません。 つわりでしんどい時期や大きなお腹を抱えていると、一見、以前よりも手の掛かる我が子に困 惑したり、イライラしたりすることもあるでしょう。 でも、ちょっとだけ子どもの立場に立ってみてください。子どもにとっては今まで周りの大人 達の関心と愛情を一身に受けてきた立場が一気に揺らいでしまう、あるいは大好きなお母さんを 赤ちゃんに取られて、自分は嫌われてしまうのではないか?という危機感をもっているのか もしれません。このことは上の子が何歳であってもかわらないようです。 「うちの子はどうかしら?」と思われるお母さんは、上の子がそんな思いをしていると分かっ てあげて、上の子にも今まで以上に愛情を伝えてあげてください。 お産後なら、上の子にもおっぱいをあげてみるのも良いかもしれません。「自分も赤ちゃんと 同じ、おっぱいをもらえる存在なんだ!」と思えると、きっと安心して赤ちゃん返りからも早く 開放されるでしょう。上の子も決して赤ちゃん返りをしている状態が心地よいはずはないのです から・・・。 大好きなお母さんの抱っこを赤ちゃんに譲ることや、初めてお母さんと離れてすごすこと等々、 赤ちゃんが生まれることはとっても嬉しい反面、いろんな試練を子どもに与えます。もちろん、 その試練は、子どもが育って行く上で貴重な体験になるでしょう。最後に、お父さんとお母さん が必要以上に「お兄ちゃんになったんだから!」などとプレッシャーをかけず、子供自身がお兄 ちゃん・お姉ちゃんになるのをゆったりとした気持ちで待ってあげてください! 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